ヒトムの備忘録

本業以外で収益化したい!ど素人主婦がいろいろ覚えたことを記載しているアウトプットブログです。趣味ではバレーボール観戦日記もたまに。

春高バレー2023 決勝戦 観戦記録!

感動と興奮のお祭りが終わってしまいました。。。

高校生バレーボーラーの「今」を全てかけている様子に今年も元気をもらいました。本当にありがとうございます。

今年は高校バレーウォッチをしていくうちに「推し」の学校ができたこともあり、いつも以上の楽しさと苦しさを経験し、観戦しているだけで体力を消耗していきました。

男女ともに今年の決勝戦はフルセットでした。激闘の様子を記録していきます。

 

 

男子

鎮西高校(熊本)vs 駿台学園(東京)

今回は解説が山本さんと福澤さん!プレーの様子をわかりやすく、トレンドを交えて教えてくれるので、これだけで観戦じゃなく配信を選んでよかったと思います!

実況の人が「初めて家族が見つめる中で〜」と言っていて、一応人の親でもあるので開始前から涙が出てしまいました。。

1セット目は鎮西が先取しました。

中盤くらいから逆転して、鎮西がリードしていきました。鎮西はどちらかというと対応型のスロースターターのチームだと思っていたのですが、この試合は自分の試合をするような感じでした。

序盤から舛本選手と佐藤選手のエース対決。特に舛本選手ガンガン決めていきます。満を辞したオープンセットの真っ向勝負だと、彼は止められませんね!!それに、クロスでの最強サービスエースも強い!

ですが、駿台学園も完成度が高いチームだと思います。

今シーズンは、全国大会王者の東山や鎮西がよく雑誌やメディアで大きく取り上げられており、あまり目立ってこなかったように思います。ですが、駿台はチーム力というか、安定性の抜群です。こんなチームだったんだ!という思いが強いです。

2セット目も鎮西が取りました。

ところで、テロップに出ていた駿台の「シルバーコレクター」って、駿台の人たちが自分で言っているんでしょうか?

まあ、全国大会のシルバーメダルが複数取れるって、大多数の人から見たらすでに尋常じゃなくすごいのですが、運営さん側が付けているとしたら揶揄られてない?と感じてしまいました。推しは推しとして、この称号を払拭してもらうのもやぶさかでないと思いました😠

序盤はシーソーゲームでしたが、徐々に鎮西がブロックに対応できるようになってきて、こぼれ球がコート内に収まるようになってきました。

終盤は舛本選手の連続得点!

解説のお二人の、「この会場は、上のライトの位置によりサーブは場所によっては打ちやすい」って!東京体育館センターコートでサーブ打つ人ってそんなに多くないと思う(笑)

このセット後半から、駿台7番リベロの布台選手がスパーレシーブするようになってきています。

3セット目は駿台学園が奪取

中盤で鎮西高校のミスが連続して出てしまっています。だんだん平田選手や井坂選手の得点も増えてきているけれど、逆に舛本選手のスパイクが拾われ始めてきています。布台選手は普通そこで守る?ってとこに布陣してのスーパーレシーブ連発でした。後半になってデータが出揃ってきたのかも?

10−12のラリーが、この試合1番両チームとも神がかっていました。

多分、私は後々何回もここのプレーを見ると思います。

4セット目も駿台が取りました。

駿台の守備が完成したのではないかというくらい鎮西の攻撃決まりません。最大で鎮西ビハインド9点差がつきました。

このセットから駿台8番、川野選手がスターティング、1年生とは思えない活躍を連発します。

逆に鎮西は明らかに舛本選手の攻撃を減らし、フルセットに備えているように見えました。

最終セットは再び舛本選手の攻撃

舛本選手も佐藤選手も強い。でも佐藤選手の強さには安定感があるように感じました。

舛本選手もここで覚醒しているように思います。でも、鎮西高校駿台学園の攻撃を止められることができていません。サイドアウト合戦が続きましたが、鎮西は平田選手のサービスエースを最後に連続得点を許し、駿台学園が勝利をおさめました!

 

鎮西高校は皮肉にも昨年と同じような試合運びで準優勝となりました。

今大会で、井坂選手が1番成長したのではないかと思います。色々気持ちが溢れかえってしまい、とても書ききれませんが、来年もこの高校の活躍を楽しみにしたいと思います。

駿台学園は久しぶりの優勝、本当におめでとうございます!

 

女子

古川学園(宮城)vs 誠英(山口)

1セット目は古川が先取!

下馬評では古川優勢と言われていましたが、終盤で誠英が対応してきているようでした。

キャプテンの北窓選手はU20の日本代表。攻守に渡る誠英の要です。

2セット、3セット目は誠英が奪取!

男子駿台学園に続き、「こんなチームだったの!?」という思いです。強い!上手い!「泥んこ」と自分たちで表現していますけれど、まさに粘りのバレーでボールを落とさない。アロンドラ選手のブロック上から打ち下ろす鋭角スパイクでさえ!

ところで、「誠英」は元「三田尻女子」でした!私の現役の時に栗原恵選手の代で出ていて、とても話題になっていた学校です。今日1番の「へぇ〜」でした!

4セット目・5セット目は古川学園

今度は古川が誠英に対応できるようになってきたのか、持ち直してきました。

最終セットは序盤から古川全開!

終わってみればなかなかの点数差がついて、古川学園の優勝です!!

1番目立っていたのは古川のタピア・アロンドラ選手でしたが、阿部選手、北窓選手、南舘選手と、とても有能な選手を擁する、両校素晴らしいチームでした。

 

ゲーム終了後、古川の岡崎監督と、誠英の田淵監督はグッとハグをして、何か話をしているようでした。解説によると2人は「盟友」とのこと。2人は同じ日体大卒で、田淵監督は古川学園(古川商業時代)で指導していたこともあるそうです。実は繋がりがあったのですね。

 

今年もスポブルで代表決定戦から素敵な試合をいくつも見させていただきました。10月から3ヶ月近くも楽しめたのですから、個人的には有料にしていだたいている価値は充分にありました!また今年の10月から、お世話になると思います。それまでまた注目学校や選手をいっぱいリサーチしたいと思います。今年3年生の選手たちの今後も進路も楽しみです!

 

sportsbull.jp